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パパ活アプリ

リリーちゃんは、元々は故郷の地でデリヘル嬢をやっていた。そこでお金を貯めて上京してきたわけだが、たちまちお金を使い果たし、今はパパ活アプリで援助相手を見つけるようなことをしている。まあ、僕がリリーちゃんの都会のパパだ。
上京してきたのは、別に地方のデリヘル嬢が嫌だったわけではない。
「遠洋漁業の人とかがお客さんでさ、陸に帰ってきたら必ず指名してくれるんだよ」
ただいまー!おかえりー!みたいな感じでアットホームで、ほぼ禁欲の遠洋漁業だから、あっちの方もパワフルで且つ満足してもらえて、とてもやりがいがあったと言うことだ。
リリーちゃんもあわよくばその中の誰かに嫁入りでもしようかなと思っていたそうで、実際に好きな人もいたらしいが、そんな甘いものではない。デリ嬢はあくまでもデリ嬢。出自を気にする古い体質の地方だから、風俗業の女を嫁にもらうような男は皆無だったそうだ。
そして、これでは行き遅れてしまう!と焦ったリリーちゃんは、婚活目的で上京してきたわけだが、気づけば婚活どころかパパ活アプリでパパ活と言う顛末になっているわけである。
パパ活アプリ
僕自身は、素朴でえっちも上手いリリーちゃんのことは好きである。だが、やっぱり結婚まではなかなか考えに至らない。僕もどこか古い体質の人間なのかもしれない。
もっとも、デリとかパパ活するような男と結婚したい女なんておるまい。その辺は、僕もリリーちゃんも割り切っていた・・・つもりだった。
「できちゃったみたい」
と、リリーちゃんから告げられた時は、文字通りにパパ活をやっていて、本当にパパになっちゃったなあと思ってしまった。ただ、実は悪い気はしなかった。けじめをつけるとか責任を取るとかそう言うことではなくて、リリーちゃんを僕だけのものにできた、という満足感の方が強かったからだ。
「一緒に、私の地元で暮らそうよ」
と、リリーちゃんから言われた。それもまたいいかも知れない。問題はリリーちゃんを食わせていくだけの働き口があるかどうかだが。
「それは大丈夫だよ。遠洋漁業の人に知り合いはたくさんいるから」
禁欲を強いられる漁師だけは勘弁してもらいたいものだ。
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